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5月12日 金曜日、昨年に引き続いて「有機農業講習会」が始まりました。
毎月1回、第2金曜日に午前中は講義、午後からは近くの畑での実習を行う講座です。
講師は、内藤 忠 先生です。
この講座では、神戸大学名誉教授 保田茂 先生が考案された有機農法の基本的な理論と技術を講義と畑での実習を通して学んでいきます。自然の木々や草が育つ仕組みにならって野菜を栽培する方法で、栽培期間中、農薬や化学肥料、除草剤は一切使用しない農法です。
午前中の講義では、基礎を学ぶために、通常より30分長い時間をかけて説明を受け、土づくりのポイントや保田ぼかしの特徴、作り方や正しい使い方などを学びました。資料がとても丁寧でわかりやすいものでした。
午後からは、現地に行っての実習です。講座生が1人ずつ、保田ぼかしを混ぜ込んだ畑の畝にピーマンとナスの苗を定植し、もみがら、草、藁を順番にのせ、草マルチを被せました。最後に、保田ぼかしづくりの実践です。材料と分量を混ぜ合わせ肥料袋に入れ密封しました。乳酸発酵された保田ぼかしは、次回から利用していきます。
次回は6月9日金曜日です。