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「ふるさとの祭典」を3年ぶりに11月5日 泉中学校にて開催しました。
特別記念講演会では、加西市の芸能協会にて尽力されているお三方、
腹話術の春風小イチロー氏、マジックの岡本正秋氏、太鼓・民謡の加古俊信氏の
生涯現役ぶりを披露していただきました。
題して、「講談師 旭堂一海が語る 笑涯現役 芸と共に219年」。
加古さんの力強い太鼓で幕が開き、旭堂一海さんによる3人のご活躍の紹介を交えながら、熟練の芸が披露されました。
3人合わせて御年219歳。ベテランの技に観客の方も拍手喝采でした。
日々、後進の指導に奮闘されているお三方。たくさんのお弟子さんや教室生、子ども太鼓からの教え子など
が来場され、立ち見の方が出るくらいでした。
これからも、更なる節目を目指して活躍されます事を願っています。
講談師 旭堂一海氏は、師匠である旭堂南海氏の下での3年の年季明け早々の舞台でした。
講談も一席披露してくださいました。
見てきたように史実を語り、フィクションを入れながら笑いを誘い、
「那須与一が・・のいいところで丁度お時間となりました」で次回へと続きます。
なみはや講談の若手のホープ、これからの活躍をお祈りしております。
続いては、お待ちかね登録グループ3年間の成果発表です。
民謡、コーラス、ギター、落語、オカリナ、フラダンス、扇舞、腹話術、三味線
トランポロビックス、キッズダンスなど、次々と披露されました。
会場では、絵手紙、書道、山野草、木版画、木彫り、ペン字、歴史、水彩画など
趣向を凝らした作品展示が行われました。
スポーツ吹き矢体験も行い、中学生はじめ多くの方が参加されました。
「ふれあいの祭典」は、会場である泉中学校の生徒も地域へのボランティアとして運営に携わってくれました。
会場設営や撤収はもとより、舞台スタッフやバザー運営、会場案内など終日、地域の方とのふれあいを楽しみながら、よく働いてくれました。
そのほか、迫力満点の吹奏楽部による演奏もあり、3年生による合唱「旅立の日に」は
胸に迫るハーモニーでした。
地域の皆さんに、元気な中学生パワーが届いたと思います。
何はともあれ、無事に開催できた事に心から感謝しております。
前回の3年前よりも多くの人出で賑わい、嬉しい限りでした。
ご来場の皆さま、ありがとうございました。
公民館、登録グループ生、泉中学校、地域の方々の思いがつまった
手作りのまつりが、これからも続くよう頑張ってまいります。
ありがとうございました。