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5月14日 令和4年度『加西こども茶道教室』第1回目を開催しました。
この講座は毎年、文化庁の伝統文化親子教室事業の一環とし開催されています。
講師は昨年に引き続き、加西市茶道協会の後藤宗昭先生です。 本年度は新規の受講生6名、継続の受講生12名の18名が集まりました。
お稽古はお辞儀から始まります。
5月の床の間
掛け軸・・・薫風 花入れ・・・高砂 お花・・・カキツバタ 香合・・・甲冑柄
茶道で使う道具
扇子(せんす)・・・挨拶に使う道具 帛紗(ふくさ)・・・道具をきれいにするために使うふきんのようなもの 棗(なつめ)・・・抹茶をいれておく容器 茶杓(ちゃしゃく)・・・お茶をすくうときに使う道具 茶筅(ちゃせん)・・・抹茶を点てるときに使う道具
先生に床の間と道具の説明をしていただきます。 そして帛紗のさばき方、棗と茶杓の清め方、茶筅の扱い方も学びます。
継続の受講生はスムーズにお茶をたてるところまで進んでいきます。
初心者の受講生は覚えることが多く、戸惑うこともありますが、補助の先生が隣に座って、丁寧に教えてくださいますので安心です。
ゆっくり、しっかりと覚えていきましょう。
お稽古ありがとうございました。
茶道には様々な魅力があります。 礼儀作法が身につくだけではなく、思いやりやおもてなしの心も育まれます。 また、掛け軸やお花、いただくお菓子が季節によって変わるため、自然と季節を感じ、感性も磨かれるのも茶道の魅力です。
次回は6月11日です。
お茶菓子には「主菓子おもかし」と「干菓子ひがし」があります。 5月のお茶菓子は主菓子の練り切りでした。 6月は、、、お茶菓子も楽しみの一つですね。