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10月23日(土曜日)に盆栽お手入れ講習会を開催しました。この講座は毎年夏に開催している「親子盆栽教室」に参加していただいた皆さんに講座で採取された盆栽苗のお手入れ方法を講師の松末浩二氏に教えていただき、これからもずっと大切に育てていただこうと、毎年秋に開いています。
6年前に始まった「親子盆栽教室」参加されたお子さんは、もう中学生になっていて部活動などで忙しくされている様子ですが、今も枯らさずに大切に育てていらっしゃる親子もいます。公民館職員も毎年楽しみに開催している講座の一つで、盆栽の苗の成長と共に、お子さんの成長をご家族の皆さんと喜び合える、そんなうれしい講座でもあります。
お手入れ講習会では、どのような盆栽にしたいか、大きさや樹形などそれぞれに親子でイメージして、剪定をしていきます。一鉢一鉢、松末講師が見て回られ、参加されている親子とお話しをしながらどこを剪定したらよいかアドバイスをしてくださいました。
最後に松末講師からこれからの寒い季節の水やりや鉢の置き場所など、季節に応じた管理の仕方なども教えていただきました。
そして今年もこのお手入れ講習会を受けた後、親子盆栽教室から「加西市盆栽展」に出品することとなりました。
「加西市盆栽展」は、夏の親子盆栽教室で松末講師と共にご協力いただいている加西市盆栽研究会のみなさんが毎年開催されており、長年にわたり丹精込めて育ててこられた盆栽を数多く出品されています。その加西市盆栽展に、「親子盆栽教室」の盆栽を出品しませんかとお話しをいただき、今年は平成28年度から令和3年度までの親子盆栽教室参加者の中から16組の親子が出品されます。
今年の参加者はまだやっとひと夏を超えたところで、夏の暑い日差しの中で毎日欠かさず親子で水やりを頑張り、小さなかわいい紅葉の芽が根付くまでに成長させたところです。盆栽展の立派な盆栽には程遠いですが、親子で一緒に育てることによって松末講師の目指しておられる「親子の宝物を作る」ことにつながっていくことを願っています。