本文
令和3年度第1回 『加西こどもいけ花教室』を開催しました。
この教室は加西市の7つの流派の先生方からいけ花の基本を学びます。
今年は小学1年生から中学生までの11名から参加の申し込みがありました。
第1回目は「松月流」の藤原先生と井上先生にいけ方を教えていただきます。
本日のお花はオリエンタルリリー、トルコキキョウ、クジャクソウ、ソケイです。
体(たい)・用(よう)・留(とめ)の基本の3つの役枝の長さ、剣山に挿す位置や角度を教わりながら順番に生けていきます。
小学校1年生のお子さんや初めてのお子さんにはちょっと難しいかもしれないけれど、ひとりずつ丁寧に教えてくださっています。
おうちに帰ってからももう一度自分で生けられるようにと、生け方を説明したプリントを配ってくださいました。
最後に先生に見ていただいて、完成したら1人ずつ記念撮影をして片づけをして終わります。
最初はちょっと緊張気味でしたが、最後は自分で生けたお花のとなりでニッコリ笑ってポーズして撮影しました。
水盤に入れた水を捨てて、タオルで拭いて、切った花の茎など机や床にごみが落ちていないかな?自分の机の下のゴミ拾いもして帰ります。
日本の伝統文化である花道の作法と技術を学ぶ教室ですが、片付けも作法のひとつですね。
次回は7月3日土曜日10時00分から加西市民会館2階美術教室で「未生流」の先生に教えていただきます。
「加西こどもいけ花教室」は文化庁の令和3年度伝統文化親子教室事業です。