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加西市では、鉄道・バスの運行本数が少ない、あるいは全く運行していない「公共交通(鉄道・バス)空白地」の縮小や移動に困っている人の移動手段確保を目指して、地域の人が主体となり、既存公共交通に接続する補助的な役割を担う「地域主体型交通」の導入を進めることを目的として、平成28年3月に「地域主体型交通導入の手引き」を策定しました。
その後、令和3年1月に市内初の地域主体型交通である「宇仁ふれあいバス」の運行開始、令和4年5月には「日吉地区乗り合いタクシー」、令和5年9月には「とみバス」が運行を開始するなど、手引きにならって順次導入を進めています。
そのような中、令和5年3月に策定した「加西市地域公共交通計画」では、地域主体型交通の導入及び維持改善を重点事業に掲げ、引き続き地域主体型交通の導入・推進を目指すこととしており、現在までに地域主体型交通が導入された実績や知見等を踏まえ、導入の手引きの時点更新を行った改訂版を策定しました。
また、導入後の運行・運営に関して、安全運行や移動支援方法、利用促進策、継続的な運行を行う知識や知見を運営側に知ってもらうことを目的に、新たに「地域主体型交通運営の手引き」を策定しました。
・地域主体型交通導入の手引き【第2版】(令和6年3月) [PDFファイル/5.22MB]
・地域主体型交通導入の手引き【初版】(平成28年3月)[PDFファイル/2.3MB]
・地域主体型交通運営の手引き(令和6年3月) [PDFファイル/6.02MB]
令和6年8月1日より利用対象者を拡大し、各地区外の人も利用可能となりました。