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県指定文化財 酒見寺鐘楼

記事ID:0001664 更新日:2020年11月30日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 <外部リンク>

酒見寺鐘楼見上げ酒見寺鐘楼全景

ふりがな
名称
さがみじしょうろう
酒見寺鐘楼
種別 建造物
指定年月日 昭和47年3月24日
員数 1棟
時代 江戸時代
所在地 北条町北条

鐘楼は、本堂の東側にある。いまの建物は、東面右隅斗(すみと)横に寛文4年(1664)の墨書があって、多宝塔に続いて建立されたことが知られる。袴腰(はかまごし)付鐘楼で、概観は各部のつりあいがよくととのっている。外部は、いま、柱その他全面に彩色が施してあるが、当初は丹塗(たんぬ)りであったらしい。随所にその痕跡がみられる。和様を基調とし、部分的に唐様を混合した様式をもつ。とくに注意すべきは上重柱間(じょうじゅうはしらま)腰の弓連子(ゆみれんじ)であろう。珍しい意匠である。縁廻りなど一部に腐朽破損したところはあるが、その他はよく保存されており、県下における数少ない江戸初期の鐘楼建築の遺例として重要である。

墨書銘
寛文甲辰二二六月
中旬□□作之

加西市文化財資料第3号「加西の文化財」(改訂版)

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