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かさいの特産品をご紹介
かさいの農業
技術力のある農業経営者が育てる作物
気候条件がよく、広大で優良な農地が広がっている加西市は、古くから水稲や野菜などの様々な農業が営まれ、食の宝庫として人々の生活を支えてきました。
ここでは、技術力のある農業経営者が育てる主な作物を紹介します。
トマト
加西市がトマト産地となって約60年。昼夜の温度差が栽培に適しているこの地で、極上の「加西とまと」が栽培されています。こだわりの農家に育てられたトマトは地元でも大人気で、そのほとんどが直売所で売れてしまうため、遠方から買いにくる方も多数あります。
米
温暖で自然災害の少ない加西市は、古くから稲作が盛んで、市内全域に広がる3,000ヘクタール以上の水田では、先人の知恵と工夫で受け継がれた技術により、良質の米が生産されています。飯米のヒノヒカリ、キヌヒカリをはじめ、酒米の王様として全国的に知られ高級酒の原料となる「山田錦」の栽培が盛んで、県内でも有数の米どころとして知られています。
ぶどう
昭和30年から市内で栽培が始まったマスカットベリーAは、種なしぶどうとして昭和49年に「加西ゴールデンベリーA」と命名され、加西が誇る特産ぶどうとして、親しまれています。市内30ヘクタール以上の園地では、近年ブラックビートやシャインマスカットといった大粒系品種も増え、多種多様な味を堪能することができます。
苺
加西市内のいちご農家は、味にこだわった良質のいちご作りを行っています。安全でおいしいいちごを安定的に供給することによってブランド力の向上に努める経営者の取り組みは、新たな施設園芸の経営モデルとして、市内外から注目を集めています。
花き・果樹・野菜他
気候条件が良い加西市では、そのほかにも花卉( 鉢物・花壇用苗物・切り花ほか)、果樹(桃、栗ほか)、野菜(スイートコーン、白菜、かぼちゃ、甘長とうがらし、大葉ほか)など、様々な作物が栽培されています。また、肉用牛、乳用牛、養鶏などの畜産もあり、良質な食材が加西の地から生み出されています。