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日頃より市政推進に対し多大なるご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
市長就任以来、皆さまの信頼と期待にお応えすべく、山積する地域課題に向き合い、強い決意と覚悟をもって市政運営に邁進しております。
令和8年度は、本市の10年間にわたる指針「第6次加西市総合計画」が折り返しを迎え、いよいよ「後期基本計画」へと移行する重要な年です。これまでの5年間の成果を検証し、将来都市像として掲げる「大空に夢がふくらむ『未来の田舎(ミライナカ)』かさい」の実現に向け、さらなる一歩を踏み出します。
まず、最優先課題である人口減少に対し、「若者や女性に選ばれるまちづくり」を加速させます。同時に、人口構造の変化に対応した持続可能な都市運営を強力に推進します。本年4月から泉地区の4校を統合した「泉小学校」が開校しました。スクールバスの運行や体育館への空調整備など、子供たちが安心して学業やスポーツに励める環境を整えるとともに、閉校した学校施設についても地域の新たな拠点として有効活用を進めてまいります。
また、市民一人ひとりが地域の担い手として参画する「協創」のまちづくりを推進するとともに、歴史・伝統文化を継承し、郷土愛あふれる心豊かな地域社会を創造します。さらに、市民の生命を守るため、「かさいライフナビ」や「公式LINE」を活用した迅速な情報発信体制を構築します。庁舎第二付属棟での実践的な災害対応訓練や自走式トイレカーの導入により、地域の防災力を一層強化してまいります。地域経済においては、デジタル地域通貨「ねっぴ~Pay」の普及による域内循環を後押しするほか、脱炭素先行地域づくり事業を推進し、持続可能な社会を実現します。あわせて、物価高騰対策として上下水道基本料金の免除を継続し、市民生活の負担軽減を図ります。
現在、本市では令和10年開校予定の加西中学校や市立加西病院の建設など、次代を見据えた大型事業を進めております。先人たちの投資が現在の私たちの生活を支えているように、「投資は未来への贈り物」です。今度は私たちが、未来を生きる市民へ贈り物を手渡す番です。この責任と希望を胸に、各事業を丁寧かつ着実に進めてまいります。
加西市のさらなる発展のため、市民の皆さまと心を合わせ、職員一丸となって全力で取り組む所存です。より一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
加西市長 高橋 晴彦