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「都市計画マスタープラン」は、市の政策や住民の意向などを反映して、目指すべき都市全体の将来像や都市の骨格的な姿を描き出し、その実現に向けた長期的な都市計画の方向性を定めるものです。
都市計画法では個別の計画のもとになる「市町村の都市計画に関する基本的な方針」と位置づけられています。
加西市では、平成24年3月に“「地域の絆」と「活力・交流」に満ちたふるさと『加西』”をまちづくりのテーマとした都市計画マスタープランを策定し、平成30年3月に中間見直しを行いました。
平成24年の策定から10年以上が経過し、この間、人口減少や少子高齢化の進行、空き家・空き地の増加への対応に加え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大などにより、皆さまの生活様式や社会情勢は大きく変化しました。このような中、本市では令和3年3月に策定した「第6次加西市総合計画」をはじめとする上位計画や関連計画等を踏まえ、都市計画マスタープランを改定しました。
この度、加西市都市計画マスタープランの一部見直しを行いました。
今回の見直しは、令和5年3月の策定後に加西市の区域区分廃止の方針が決定されたことにより、まちの発展に新たな可能性が生まれまちづくり方針を見直す必要が生じたこと、新病院の移転候補地と統合中学校の建設候補地が同じエリア内に決定したことにより、都市づくりの将来像を見直す必要が生じたこと、区域区分廃止後の本市らしいコンパクトなまちづくりを目指す、加西市版コンパクトプラスネットワークづくりの方針をとりまとめたことから一部見直し案を作成し、パブリックコメント、市民説明会の実施、加西市都市計画審議会での4回にわたる検討・議論を経て、令和7年3月議会の議決により策定しました。
加西市都市計画マスタープラン(令和7年3月策定) [PDFファイル/49.86MB]
まちづくりの実現は時間を要するものが多いことから、目標を実現するためには状況の確認と適切な計画内容の見直しが重要となります。加西市では都市計画マスタープラン策定後、1年ごとに各施策の状況確認を行っておりますので、以下のとおり公表します。
都市計画マスタープラン取り組み状況確認表(令和5年度) [PDFファイル/500KB]
※詳しい都市計画区域(市街化区域及び市街地調整区域)、都市計画区域外の範囲、位置については、都市計画課までお問い合わせください。