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景観形成重要建造物・樹木
景観形成重要建造物・樹木(市内指定一覧)
景観形成重要建造物とは、兵庫県の景観条例に基づき、地域の良好な景観形成に重要な役割を果たしている建造物または樹木を指定するものです。指定された景観形成重要建造物等については、優れた景観が損なわれないよう適切な維持管理を行っていただくため、指導助言等を行っています。
加西市では、建築物3件、樹木1件の合計4件が指定されています。
高井家住宅(平成22年3月30日指定)
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北播磨の交通の要衝として栄えた地域にある、江戸時代の伝統的な外観を残す町家です。周辺で最も丹精で風格のある外観で、繁栄期の商家の佇まいを今に伝える貴重な建物です。 |
水田家住宅(平成28年3月31日指定)
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景観形成地区に指定している「加西市北条地区」に建つ町家で、旧丹波街道沿いに建ち並ぶ他の町屋とともに対象・昭和期のまちなみ景観を残しています。建物の一部がカフェや旅館として活用され、地区のまちづくり活動の核となっています。 国の登録有形文化財にも登録されています。 ●水田家住宅が兵庫県景観形成重要建造物に指定されました |
網引駅前大イチョウ(平成30年9月4日指定)
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北条鉄道網引駅前に生息する大きなイチョウの木です。地域住民により管理清掃が行われ、地域の憩いの場となっています。視認性が高く、周囲が黄色いじゅうたんを敷いたようになる秋の落葉の様子は、地域の景観づくりに重要な役割を果たしています。 |
富久錦株式会社(令和5年2月28日指定)
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1839(天保10)年に現在地にて創業した富久錦株式会社では、江戸後期から平成期にかけて事業の展開とともに増築を繰り返しながら拡大されてきた酒蔵や事務所等が当初から継続して使われ続けています。歴史的に貴重な各時代の酒蔵等の酒造関連建物の姿が残されており、また国道沿いに並ぶ4棟の大規模な酒蔵が一体的な景観を形作っています。 |