
第2次環境基本計画 概要版[PDFファイル/2.4MB]
第2次環境基本計画 全体版[PDFファイル/14MB]
平成18年に策定された「加西市環境基本計画」の策定から10年を経過する中で、環境とりまく課題が多様化・複雑化の一途をたどり、人々の環境意識も高まりつつあります。こうした時代に対応していくため、加西市の環境の現状とこれまでの環境施策について整理と見直しを行い、環境課題を総合的に洗い出した上で、加西市の環境政策の今後の方向性を示す新たな計画として、「第2次加西環境基本計画」を策定します。
目標年度は?
目標年度を平成38年(2026年)度とし、計画期間は平成29年度からの10年間とします。
実現すべき環境像は?
「水と緑と人がおりなす風土記の世界を未来につなぐまち 加西」
環境目標は?
- 「安全で良好な生活環境づくり」
- 「生物多様性に育まれた自然環境づくり」
- 「風土記のさとを伝承する地域の景観づくり」
- 「廃棄物の発生を抑制する循環型社会づくり」
- 「地球環境に配慮した低炭素社会づくり」
- 「地域の多様な主体が一体となった環境づくり」
行動計画は?
行動計画1『不法投棄・違法焼却の防止の徹底』
- 不法投棄の防止により廃棄物の適正処理を図ります。
- 野焼きなどの違法焼却の防止により市民の生活環境の質の向上を図ります。
行動計画2『里山整備活動の拡大および活用の推進』
- 山地災害の発生リスクを抑えます。
- 森林荒廃を防止し、里山の生物多様性を保全します。
- 里山整備活動への市民参加を促し、地域の自然環境について学ぶ機会の提供、市民の生物多様性認知度の向上を図ります。農村景観を保全します。
行動計画3『重要な自然環境の保全強化および活用の推進』
- あびき湿原、周遍寺、糠塚山などの「野生生物保護地区」を中心に、市内の自然環境における生物多様性の保全を強化します。
- 特に優れた自然環境を学校教育や環境学習の場として活用することで、生物多様性や加西の自然環境の価値に対する理解を深めます。
行動計画4『加西市に自生する植物の緑化による景観づくりの推進』
- まちなみ景観と自然・農村景観とが調和した地域が一体となった景観の創出を図ります。
- 生き物同士のつながりをつくり、地域の生物多様性の向上を図ります。
行動計画5『家庭系粗大ごみ拠点回収の取組促進』
- 市民のニーズを取り入れた廃棄物の処理体制を構築します。
- ごみの回収に市民が参加することにより、循環型社会づくりを学ぶ機会を提供し、市民の意識の向上を図ります。
施策の点検方法は?
Plan(計画)、Do(実行)、Check(点検)、Action(見直し)のPDCAサイクルを基本とした施策の点検を進めていきます。
施策の公表方法は?
広報、パンフレット、ホームページなどのさまざまな方法を用いて公表を行うとともに、本市の環境の現状や、本計画の取組み状況などをまとめた「加西市環境年次報告書」を作成し、市民、事業者に公表します。
市民や事業者への普及啓発方法は?
イベント、環境体験会、環境講座、環境行動計画の実践に努めます。
<外部リンク>
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