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こどもかがく実験教室2025夏 ~なぜ?どうして?かがくの世界をのぞいてみよう!~

記事ID:0054637 更新日:2025年8月19日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 <外部リンク>

8月16日(土曜日)
なぜ?どうして?かがくの世界をのぞいてみよう!「こどもかがく実験教室2025夏」を開催しました。
今年のテーマは昨年度の夏と同じ、“液体窒素でびっくり実験!ようこそ!マイナス196℃の世界へ“ですが、内容はパワーアップ!

講師は市内中学校理科部会の先生方です。朝から入念な打ち合わせを行います。

打ち合わせをする先生方

様々な場面で ≪Thinking-time≫を意図的に設けました。
まずは、“液体窒素には絶対手を触れないこと」を徹底注意! ー手がなくなるよー

最初の実験は、ペットボトルロケットを飛ばします。ひとつには“空気圧”、もうひとつには“液体窒素”を注入します。

どんな違いがあるでしょう? ≪Thinking-time≫

発射の勢いは、明らかに“液体窒素”の方が上です。

空気圧を利用したペットボトルロケットを飛ばす様子   液体窒素を注入したペットボトルロケットが飛ぶ様子​​

ところで、”液体窒素”って、なに?

いろんな実験で正体をつかみましょう。

バラの花を液体窒素に浸すと、
“バラ”だけに”ばらばら”に!
でも“コピー用紙”を浸しても、ばらばらにはなりません。

粉々になったバラの花   ペーパーを液体窒素に浸しても粉々にならない実験の様子

なぜ? どうして? ≪Thinking-time≫
うーん、
物を凍らせるためには水分が必要なんだね!


ここからは、ゴムボール、消しゴム、マシュマロ、シャボン玉 等、様々なものを凍らせて、“マイナス196℃”の世界をのぞいてみよう!

さあどうなるかな? ≪Thinking-time≫
いろんな結果が出ましたね!

ピンクのゴムボールを液体窒素に浸している様子 消しゴムを液体窒素に浸す様子マシュマロを液体窒素に浸す様子 シャボン玉を凍らせる実験シャボン玉の様子
では、空気中にある“酸素”や“二酸化炭素”といった気体は、凍るのでしょうか?
また、凍ればどうなるのでしょうか? ≪Thinking-time≫

あらあら、“酸素”を液体窒素で凍らせると?
ー 何か液体が
うーん、“二酸化炭素”では?
ー 何か白い粉が
それぞれ“液体酸素”と“ドライアイス”の出現です!

酸素が袋の底で少量の液体酸素となった様子      ドライアイスになった二酸化炭素

最後の実験は「液体窒素に触ってみよう!」
「えぇー、触ったらあかん!って言ったやん!」の声が飛び交う中、
お玉ですくって床に落とした“液体窒素”、
球状になって床を走り回りました。

体温36℃、液体窒素​マイナス196℃ その差は200℃以上 
とてつもなく高温の手で、”液体窒素”の球を瞬間的に触っても大丈夫でした!

テーブルの上に転がった液体窒素の球を触る参加者

実験には失敗はつきもの!
そこからうまれる”なぜ?”、”どうして?”という「探求心」は、自分を伸ばす一番の宝物です。
参加者は、いろんな場面で「好奇心と探求心」を爆発させることができました。

次回の「かがく実験教室」は、秋(11月の予定)です。ぜひご参加ください。


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