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こどもかがく実験教室2025夏 ~なぜ?どうして?かがくの世界をのぞいてみよう!~
8月16日(土曜日)
なぜ?どうして?かがくの世界をのぞいてみよう!「こどもかがく実験教室2025夏」を開催しました。
今年のテーマは昨年度の夏と同じ、“液体窒素でびっくり実験!ようこそ!マイナス196℃の世界へ“ですが、内容はパワーアップ!
講師は市内中学校理科部会の先生方です。朝から入念な打ち合わせを行います。
様々な場面で ≪Thinking-time≫を意図的に設けました。
まずは、“液体窒素には絶対手を触れないこと」を徹底注意! ー手がなくなるよー
最初の実験は、ペットボトルロケットを飛ばします。ひとつには“空気圧”、もうひとつには“液体窒素”を注入します。
どんな違いがあるでしょう? ≪Thinking-time≫
発射の勢いは、明らかに“液体窒素”の方が上です。
ところで、”液体窒素”って、なに?
いろんな実験で正体をつかみましょう。
バラの花を液体窒素に浸すと、
“バラ”だけに”ばらばら”に!
でも“コピー用紙”を浸しても、ばらばらにはなりません。
なぜ? どうして? ≪Thinking-time≫
うーん、
物を凍らせるためには水分が必要なんだね!
ここからは、ゴムボール、消しゴム、マシュマロ、シャボン玉 等、様々なものを凍らせて、“マイナス196℃”の世界をのぞいてみよう!
さあどうなるかな? ≪Thinking-time≫
いろんな結果が出ましたね!
では、空気中にある“酸素”や“二酸化炭素”といった気体は、凍るのでしょうか?
また、凍ればどうなるのでしょうか? ≪Thinking-time≫
あらあら、“酸素”を液体窒素で凍らせると?
ー 何か液体が
うーん、“二酸化炭素”では?
ー 何か白い粉が
それぞれ“液体酸素”と“ドライアイス”の出現です!
最後の実験は「液体窒素に触ってみよう!」
「えぇー、触ったらあかん!って言ったやん!」の声が飛び交う中、
お玉ですくって床に落とした“液体窒素”、
球状になって床を走り回りました。
体温36℃、液体窒素マイナス196℃ その差は200℃以上
とてつもなく高温の手で、”液体窒素”の球を瞬間的に触っても大丈夫でした!
実験には失敗はつきもの!
そこからうまれる”なぜ?”、”どうして?”という「探求心」は、自分を伸ばす一番の宝物です。
参加者は、いろんな場面で「好奇心と探求心」を爆発させることができました。
次回の「かがく実験教室」は、秋(11月の予定)です。ぜひご参加ください。