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第4回・第5回 「はじめての水墨画教室」
「はじめての水墨画教室(第4回、第5回)」便りです。
第4回は9月17日(火曜日)に実施!
最初に、水墨画に薄い色を施す”顔彩”についてのお話があり、
生徒さんたちも興味津々。
「これにも挑戦してみたい!」との声があがっていました。
今回は、”すべての植物の葉の描き方の基本”となる「椿の葉」の描き方に挑戦です。
ここで新たに、物の輪郭を線で描く「勾勒法(こうろくほう)」と、
面で描く「付立法(つけたてほう)」を習います。
みなさん、先生の手本を見ながらひたすら練習です。
次第に”筆の腹”の使い方にも慣れてきて、”椿の葉っぱ”らしさが、姿を現しつつあります。
みなさん、お見事な腕前です!
第5回は10月15日(火曜日)
※写真の前半部分のデーターをとばしてしまい、画像をお見せできないのが残念です。
前回の最後に講師先生から「月一回のお稽古では上達は難しいので、家でも積極的に描いてみてください。どんな筆でも大丈夫ですよ。」とのお言葉。これで皆さんの意欲に火が付いたようです。始まる30分も前から家で練習した絵を持ってこられ、先生からアドバイスを受けておられる生徒さんが少なくとも3、4名はおられ、次第に先生を取り囲む円ができていました。
さて、5回目の本日は「菊」に挑戦です。
これで”四君子”(蘭、竹、菊、梅)を描いたことになります。
まずは、講師先生の玄関床の間に飾ってある”菊の掛け軸”をみんなで拝見。
「来年は”掛け軸”をつけて、このくらいの作品に挑戦しましょう」 とのお言葉。
練習する前に、いきなりハードルが上がってしまいました。
たしかに、菊の葉っぱ”のふくらみや質感等、今回もなかなか難しい題材です。
しかしながら、生徒さん方の熱心な姿勢にはいつも感心させられます。
多分今回も終盤には、素晴らしい作品を仕上げられるのでは、との思います。
思った通り、素晴らしい作品ができました。
第6回は11月19日(火曜日)です。
次回も”自宅での練習作品”を持った生徒さんの長い列ができることでしょう。