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星空観察会2024夏 開催!     ~かさいの夜空を観察しよう~ 

記事ID:0046490 更新日:2024年8月30日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 <外部リンク>

オークタウンに天体望遠鏡がやってきた!

今年も開催! 星空観察会2024夏

8月25日(日曜日)午後7時、雨の心配はなさそうですが、どんよりした雲が所々にかかった状態でスタートしました。

まずは、暗くなるまでの時間調整!

研修室で身近な材料を活用した「ロケットづくり」です。

材料は、公共施設の入り口等に置いてある「ビニールのかさ袋」「10センチ四方の画用紙」「セロファンテープ」「布のガムテープ」のみ。

「にしわき経緯度地球科学館テラ・ドーム」学芸員の高原先生の説明を聞きながら進めていきます。助手は同じく学芸員の奥田先生です。

作業を進めていくと、お父さん、お母さんも、眼がいきいき! 

「かさ袋に空気を入れてねじる」この説明をされる講師先生 画用紙の切り方を説明させる講師先生と熱心に聞く参加者の様子 楽しみながら工作する親子の様子

ロケットづくりに励む親子の様子

みんなで一緒に作業すること約20分、ビニールロケットが完成です! さあ!お父さん、お母さんと一緒に飛ばしてみましょう!

カーテンに向けてビニールロケットを飛ばす男の子 廊下で飛ばす女の子

そうこうするうちに、星空が姿を現し始めました。

講師の高原先生・・・・・「今年もついてる~」

「晴れが曇ることはよくあるけど、曇りが晴れることは、なかなかない」とのこと。

さあ!星空観察です。

まずは、肉眼での観察です。こと座の「ベガ」、はくちょう座の「デネブ」、わし座の「アルタイル」、いわゆる「夏の大三角」を肉眼でとらえました。また、南の空に輝く星、さそり座の「アンタレス」も観察、なんとこの時、偶然にも「人工衛星」を発見! 肉眼でもしっかりとらえることができ、みんな大喜びです!

「夏の大三角」を見上げる参加者の様子

天体望遠鏡での観察は「アルタイル」、牛飼い座「アークトゥルス」、これらの光は、約37年前の光が今地球に届いているとのこと。今日の星を見たければ、37年後の8月25日、もう一度オークタウンで観察しましょう!

また、オレンジに輝く「アンタレス」や、肉眼では単一に見えるが、実は二重星である白鳥座の「アルビレオ」。宮沢賢治はこの二重星を「銀河鉄道の夜」の中で、「サファイヤ」と「トパーズ」になぞらえています。

天体望遠鏡で順番に星を観察する参加者 アルビレオを観察する女の子

観察の途中に高原先生から「クイズタイム!」

★星が光るのは?・・・・・「太陽の光を反射」or「自らが発熱」  さあどっち?

★星にいろんな色があるのは?・・・・・ちなみに赤い星「アンタレス3500度」、「太陽6000度」、白い星「ベガ9500度」

最後の観察は、綿の集まりのように見える「球状星団」と、無数の若い星の集まり「散開星団」を観察し、宇宙の神秘性と不思議さを体感しました。

望遠鏡の順番を待っている参加児童と話をしましたが、星に関する興味・関心の高さや、その知識の豊富さに驚くばかりでした! 

これで天体望遠鏡での観察は終了!

この後は、今日観察した星をモニターで「おさらい」するとともに、「北天の宝石アルビレオ」や天の川」「土星」についてのお話も聞き、みんなの「好奇心」も最高潮に達しました!

テラドーム口径81㎝の大型望遠鏡でとらえたアルビレオの写真 テラドーム大型望遠鏡でとらえた天の川の写真 昨年度の観察会で撮影した土星の写真

これで「すべて終了!」「解散!」と思いきや、終了間際に「土星」が顔を見せ始めました。

急遽、「土星観察会」を開催!・・・・・「みなさん、今日は、ついてるねぇ~」

今年の土星は「環っかの傾き」が水平に近いため、「串にささったお団子」のように見えるとのこと。

お団子が見えて、みんな、大満足!

来年、再来年は、「土星の環っかは、ほぼ水平」となり、「輪っかの見えない土星」が観察できるらしいですよ。

「持とう好奇心!、広げよう探求心!、学びの広場オークタウン加西」

来年の「星空観察会」をお楽しみに!

 


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