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「こどもかがく実験教室2024夏」開催  マイナス196度の世界をのぞいてみよう!

記事ID:0046366 更新日:2024年8月26日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 <外部リンク>

「こどもかがく実験教室2024夏」を8月17日(土曜日)に開催しました。

今年は「マイナス196℃の世界」をのぞきます。

まずは、協力いただいた市内中学校理科部会の先生方との打ち合わせです。

「安全第一」を念頭に、本日の流れや注意点を確認しました。

講師スタッフの打ち合わせ風景

9時30分スタート! 「講師スタッフ」の先生方からの自己紹介の後、まずは、空気中の成分を学びました。

5名の講師スタッフが自己紹介を行う様子  空気中の成分の図を解説する講師

​さあ、いよいよ、液体窒素の登場です! 

液体窒素を注ぐ様子を興味津々の表情で見る子供たち

まずは「バラの花びら」を凍らせてみましょう!花びらを軽く握るとパリパリに壊れてしまいます。

バラの花びらを液体窒素に浸すこども  粉々になる花びら

では、「コピー用紙」を凍らせて粉々に・・・・・、アレッ! 普通のコピー用紙は液体窒素につけても凍らないのに、水で濡らしたコピー用紙は凍ったよ。なぜ・・・? いろんな意見が飛び出し、実験は盛り上がります!

コピー用紙を液体窒素に浸す実験を注視するこどもたち  コピー用紙を水で濡らす準備の様子  水に濡らしてから液体地磯につけ、凍ったコピー用紙

ここで、おやつタイム!

「マシュマロ」を液体窒素で凍らせて食べてみよう・・・「えっ・・・!」

大丈夫!「マシュマロ」は表面のみが凍り、中身は凍らないので安全です。さあ実験!

マシュマロを液体窒素に浸す様子  口から白い息を吹くこども

次に風船を凍らせてみよう! どうなるかな?・・・割れると予想した子は耳をふさいでいます。

あれれ!しぼんでいった・・・。液体窒素から取り出すと、すごい勢いでまた膨らみました。この原理は、最後のロケット噴射に応用します。みんな覚えておいてね!

風船を液体窒素に浸す実験の様子。割れると予想した子は耳をふさいでいます。  膨らんだ風船の説明を聞く子供たち

次は、「空気」を凍らせてみよう! ビニール袋に詰め込んだ「空気」を液体窒素につけると・・・・・

底に青い液体が! なんだこれ???

ゴミ袋に入れた空気を凍らせる実験風景  底にたまった液体を確認する子供たち

さらに、試験管で空気の成分(窒素・酸素・二酸化炭素)ごとに分けて実験してみよう!

「窒素は液体窒素へ」「酸素は液体酸素へ」と、気体が液体に変化しました。

ただし、「二酸化炭素」のみは、いきなり「ドライアイス」という個体に変化しました。

窒素、酸素、二酸化炭素のスプレー缶  ドライアイスになった二酸化炭素  液体酸素になった酸素に線香を近づけると勢い良く燃える実験

液体窒素になった窒素

さらには消しゴムを凍らせてから常温に戻して「爆発」させたり、シャボン玉を凍らせたり、机上に落とした液体窒素に瞬間的に触れたり、普段できない貴重な体験をしました。

破裂した消しゴム  シャボン玉を凍らせる実験  液体窒素に瞬間的に触れる実験の様子

そして最後は、液体窒素の膨張を利用した「液体窒素ロケット」の発射です!

ペットボトル7割の水に液体窒素3割を注入し、ゆっくりと逆さにすると

勢いよく飛び出す液体窒素ロケットの様子  方向がずれた液体窒素ロケットの様子  低空で飛ぶ液体窒素ロケットの様子

液体窒素の量が多くて制御不能のロケットもあり、「ヒヤッ!」とする場面もありましたが、こどもたちが注意事項を守ってくれていたおかげで危険回避できました。

今回の「こどもかがく実験教室」は、様々な実験をとおして、「持とう好奇心、広げよう探求心」を十分に達成できたのではないかと思います。

次回はどんな、実験が待ってるかな! お楽しみに!

 


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