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「はじめての水墨画教室」-3回目-

記事ID:0046214 更新日:2024年8月7日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 <外部リンク>

「やさしい♬初めての水墨画教室(3回目)」便りです。

3回目は7月16日(火曜日)に実施!

本講座の講師でもある”岡本直子”先生が、6月下旬に開催された”兵庫県水墨画協会公募展”で、見事「県水墨画協会大賞」を受賞されました。今回は岡本先生のご厚意で、受賞作品「飛泉」を含む「3幅の掛軸」を鑑賞する機会をいただきました。前半は「”蘭”を描く」通常のお稽古を行い、後半は「鑑賞会」を実施しました。

まずは、「三墨法」の復習です。

「三墨法」とは、竹の”節間”に三食の濃淡を作りだす水墨画の基本手法です。

なかなかこれが難しく奥が深い!練習あるのみです。

三墨法の練習で竹を描く 三墨法の練習で綺麗に濃淡が出た竹

前回の”梅”に続いて、今回は”蘭”に挑戦です。今回は「両隈」という技法を学びます。

蘭を描く上での注意が記載されてテキストの写真 両隈の説明文の写真

「両隈」を用いると、花弁の透き通る感じが表現できる、とのこと。

みなさん、熱心に練習です!

蘭の葉を練習する受講生 のびのびとした葉っぱにチャレンジする受講生 葉っぱのしなやかさを墨で表現する受講生の写真 墨の濃淡で葉っぱにしなやかさを表現した作品

蘭の葉も生き生きと、素晴らしい作品が出来上がりました。

毎回思いますが、「みなさん本当に ”はじめて・・・・・”?」

”蘭”のお稽古に一区切りつけて、いよいよ、お待ちかね「鑑賞会」です。

3幅の掛軸のうち、真ん中が”県水墨画協会大賞”を受賞した「飛泉」です。

流れ落ちる豪快な水音が聞こえてくるようです。

出展の3幅の掛軸を鑑賞する受講生。左から「朝もらに包まれる温泉街の風景」「飛泉という題の滝の絵」「雪景色の山間の一軒家の絵」     

 雪景色の一軒家の絵を説明をされる講師 朝もらに包まれた温泉街の説明をされる講師

受賞作品の両サイド、正式な題名は伺っていませんが、向かって右は「雪化粧の山間の一軒家の風景」、左は「朝もやに包まれた早朝の温泉街の風景」です。中央の「飛泉」とは違って、「しーん」とした静けさが漂う見事な作品でした。

何よりもこれだけの絵を、墨の濃淡だけで表現できるとは・・・・・。

先生からは、制作過程で苦労した点や、濃淡の技法等、詳しく解説していただき、贅沢な鑑賞会となりました。

 


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