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市指定文化財 八王子神社本殿
ふりがな 名称 |
はちおうじじんじゃほんでん 八王子神社本殿 |
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種別 | 建造物 |
指定年月日 | 令和2年3月27日 |
員数 | 1棟 |
時代 | 江戸時代前期 |
所在地 | 田谷町 |
特徴 | 八王子神社本殿は、「八王子権現社立替控」により建築年代は元禄6年(1693)と判明している。細部意匠は特徴的なもので、貞享4年(1687)に建立された奥山寺本堂と共通する意匠的な特質が見られる。奥山寺本堂は大工村の神田氏の作であり、意匠の共通性と築造年代から、同一の棟梁が手掛けた可能性が高い。 また、五間社という規模は、当時の宇仁郷の新田開発による増収が、背景にあったと考えられる。 近世神社建築の特質とともに、神田氏の特色が遺憾なく発揮された、技術的にも意匠的にも高度な作であり、その規模から当時の宇仁郷の経済状況を推し量ることができる。 |