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市指定文化財 薬師堂石造五輪塔
ふりがな 名称 |
やくじどうせきぞうごりんとう 薬師堂石造五輪塔 |
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種別 | 建造物 |
指定年月日 | 昭和46年3月30日 |
員数 | 1基 |
時代 | 応安4年(1371) |
所在地 | 玉野町 |
薬師堂境内の東北隅に建つ。石英粗面岩の造りで、笠の先端を僅かに欠くほかは保存良好で、総高1.7メートル
水輪は裾すぼみで、四方に種子(しゅじ)を陰刻する。刻銘は基礎の南面にあり、応安4年(1371)の造立年代が明らかである。
安定感があり、しかも姿態がよく整って、市内における在銘五輪塔の代表的遺品として貴重である。
基礎刻銘 応安二二年辛亥 八月十八日 一結衆 白敬
加西市文化財資料第3号「加西の文化財」(改訂版)