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国指定文化財 一乗寺護法堂
- 名称 一乗寺護法堂/いちじょうじごほうどう
- 種別 建造物
- 指定年月日 大正2年4月14日、昭和25年8月29日
- 員数 1棟
- 時代 鎌倉時代
- 所在地 坂本町
本堂の後方、石段を登った丘上に建っている。護法堂とは、仏法と行者を守護する毘沙門天をまつる堂である。 一間社で身舎(もや)側面が一間という小規模な建築である。組物(くみもの)は出組(でぐみ)、軒支輪(のきしりん)付で蟇股(かえるまた)・木鼻(きばな)など細部様式からみて、建立年代は鎌倉時代後期まで遡るものと推定される。
出典:加西市文化財資料第3号「加西の文化財」(改訂版)