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県指定文化財 日吉神社明神鳥居

記事ID:0001663 更新日:2020年11月30日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 <外部リンク>

日吉神社石造鳥居

ふりがな
名称
ひよしじんじゃみょうじんとりい
日吉神社明神鳥居
種別 建造物
指定年月日 昭和47年3月24日
員数 1基
時代 江戸時代
所在地 和泉町71の2

日吉神社の正面馬場先にあり、高さ4.00メートル、凝灰岩で造られている。柱に元和6年(1620)造立の刻銘があり、造立年代が知られる。

木割(きわり)は比較的細く、丈は高い。柱には内転(うちころび)があり、島木(しまぎ)にはつよい反りがある。このような手法はいっぱんの鳥居のなかにもたどることができるが、島木の端の下端を端部にむかってそぎとり、またその切口を垂直にするなど、一部にはなお古式をとどめたところもあって、当代の石造鳥居を考える上に重要な資料となるものである。隅丸方柱(すみまるほうちゅう)状の柱は類例も少なく、また島木の上端に笠木様の繰形(くりかた)をつけた形式からみても異色ある遺例といえる。

額束及び柱刻銘

1.額束 惣社大明神 元和六年庚申九月廿六日
2.柱刻銘 (右柱)奉造立惣社大明□部鳥居 本願主為氏子
(左柱)元和六庚申 為家

加西市文化財資料第3号「加西の文化財」(改訂版)

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