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県指定文化財 坂元 石造五重塔

記事ID:0001661 更新日:2020年11月30日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示
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坂元 石造五重塔

ふりがな
名称
せきぞうごじゅうのとう
石造五重塔
種別 建造物
指定年月日 昭和50年3月18日
員数 1基
時代 鎌倉時代
所在地 坂元町531(阿弥陀堂境内)

阿弥陀堂の東傍に南面して建つ。凝灰岩製で相輪部を失う。基壇上からの現高1.92メートルをはかる。

一重の基壇上に比較的背の高い台石をたて、その上に軸部を上端やや背高に造り出した五層の笠をのせる。笠の軒口は心持ち内側に切られ、軒反りは両端で軽く反る。屋根の勾配はゆるやかで最上層の笠には軽いむくりがみられる。

総じて、古い様式を持つ供養塔婆で、この種の多くが造立意趣を示す刻銘が見られるのに、これが全くの素文であるのは珍しい。

近くの加西市吸谷町、慈眼(じげん)寺石造五重塔(弘安6年(1283)、県指定重文)と、ほぼ同時期の鎌倉時代のものと思われ、県下における数少ない石造多層塔婆の一つとして貴重である。

加西市文化財資料第3号「加西の文化財」(改訂版)

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