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県指定文化財 一乗寺石造笠塔婆

記事ID:0001659 更新日:2020年11月30日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 <外部リンク>

一乗寺石造宝塔

ふりがな
名称
いちじょうじせきぞうかさとうば
一乗寺石造笠塔婆
種別 建造物
指定年月日 昭和48年3月9日
員数 1基
時代 鎌倉時代
所在地 坂本町821の17

 金輪の庭の中央南寄りに南面して建つ。石英粗面岩でつくられ、2重の基壇上に立ち、総高2.90メートルをはかる。反花(かえりばな)座をつけた台石上に方柱状の塔身をすえ、塔身正面に正和5年(1316)の刻銘がある。笠は下端に薄く平板上の垂木型をくり出し、頂部に蓮弁を刻んだ請花(うけばな)・宝珠をいただく。

保存は完好で、蓮弁や軒反りの性質などよく時代の特徴を表している。造立年代はあきらかなので、この種の石造遺品が少ない県下では注目すべき存在である。

塔身刻銘
梵字アーク 金輪聖王 自金堂一町 正和五十二月廿一日 依勅造立之

加西市文化財資料第3号「加西の文化財」(改訂版)

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