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国指定文化財 太刀 銘国安
| ふりがな 名称 |
たち めいくにやす 太刀 銘国安 |
|---|---|
| 種別 | 工芸 |
| 指定年月日 | 昭和25年8月29日 |
| 法量 |
身長 79.3cm(生ぶ) |
| 刃文 | 小乱丁子交 表裏棒樋掻流 |
| 時代 | 鎌倉時代 |
刀工の国安は鎌倉時代に活躍した粟田口派の刀工である。
粟田口派(あわたぐちは)は鎌倉時代の京都で栄えた一派で、粟田口国家を開祖とする。藤三郎国安は、国家の三男(粟田口六兄弟)で後鳥羽院の番鍛冶を務めたとされる。
【粟田口】「京の七口」の一つで近江から山科・蹴上を経て三条大橋につながる経路である。
鎌倉前期に成立された仏教説話集『宇治拾遺物語』にも、粟田口に鍛冶がいたことが記述されている。現在、京都市東山区に「粟田口鍛冶町」の地名が残っている。









