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市指定文化財 乎疑原神社石造五尊像
ふりがな 名称 |
おぎはらじんじゃせきぞうごそんぞう 乎疑原神社石造五尊像 |
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種別 | 彫刻 |
指定年月日 | 昭和60年6月26日 |
員数 | 1基 |
法量 |
像高 44cm 幅 31.5cm 厚 7.4cm |
時代 | 飛鳥時代(白鳳時代) |
所在地 | 奈良国立博物館 |
舟形の状の輪郭をなす凝灰岩の中央に、蓮台に乗る如来坐像を半肉彫りする。中尊の左右に2躯ずつ計4躯の蓮台に乗る菩薩立像を置く。中尊の上方に大きな天蓋、その両脇に小天蓋を半肉彫りする。
造立年代は白鳳時代と考えられ、石造浮彫如来及両脇侍像(古法華毛石仏:国重文)とともにわが国最古の石仏の一つである。乎疑原神社近くを流れる普光寺川から発見されたと伝えられ、繁昌廃寺に関係する遺品とする説もある。
現在は、奈良国立博物館で保管されている。