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市指定文化財 倉谷石仏
ふりがな 名称 |
くらたにせきぶつ 倉谷石仏 |
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種別 | 考古資料 |
指定年月日 | 昭和43年3月30日 |
員数 | 1基 |
法量 |
像高 165cm 幅97.5cm 厚 21.4cm |
時代 | 鎌倉時代中期 |
所在地 | 倉谷町 薬師堂内 |
薬師堂の厨子内に安置されている。家形石棺の蓋石の内側に、定印を結び蓮華座の上に乗る阿弥陀如来坐像を薄肉彫りする。頭光は連弁を表した二重の円で身光も同じく二重円である。像全体は連弁形を表した舟形光背を背にしている。
面相は摩滅しているが、衣文の彫りは深く、光背も手の込んだ表現がみられ全体的に作風に優れる。これらの特徴から鎌倉時代中期頃の作とみられる。