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市指定文化財 日吉神社建造物群
ふりがな 名称 |
ひよしじんじゃけんぞうぶつぐん 日吉神社建造物群 |
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種別 | 建造物 |
指定年月日 | 平成30年10月29日 |
員数 | 4棟 |
時代 | 本殿 安政3年(1856) 拝殿 文化2年(1805) 幣殿 拝殿と同時期 随身門 19世紀中期 |
所在地 | 池上町 |
特徴 | 日吉神社の建造物群は、惣社祭礼である七社立会神事の執行を念頭に設計されており、本殿・拝殿は神輿7基を収めるべく大規模かつ壮麗な造りとなっている。幣殿も神輿の通過を念頭に十分な空間がとられている。また随身門も内側の意匠を凝るなど、境内を重視した設計思想が読み取れる。 日吉神社の建造物群は七社立会神事の祭祀・祭礼の特異性や重要度が、建造物に反映された貴重な事例といえる。また、これら建造物群が構成する神社境内は、中世期の祭礼空間を色濃く継承するものであり、個々の建造物だけでなく、建造物群としても貴重である。 |