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兵庫県内の国民健康保険税率の統一と加西市の取り組みについて
国民健康保険の現状と国民健康保険税率を統一する目的
国民健康保険(国保)は、私たちが病気やケガをしたときに安心して医療を受けられるよう、みんなで支え合う大切な仕組みです。しかし、職場の健康保険などと比べると、「高齢の方が多く医療費が高くなりやすい」「所得が低めの方が多く、保険税の負担が相対的に重くなりやすい」といった課題を抱えています。これらの課題を解決し、将来にわたって安定して制度を続けていくため、平成30年度からは兵庫県と各市町が共同で国保を運営しています。
一方で現在は、お住まいの市町によって国民健康保険率(保険税率)にバラつきがあります。そこで兵庫県と県内すべての市町は、どこに住んでいても「同じ所得・同じ世帯構成なら同じ保険税率」となる、より公平でわかりやすい制度を目指し、遅くとも令和12年度までの完全統一を目標に話し合いを進めています。
兵庫県における詳細はこちら▶「兵庫県国民健康保険運営方針」<外部リンク>
統一後の保険税率の試算(イメージ)について
仮に令和8年度に県内で保険税率を統一した場合の保険税率はどのくらいの水準になるのか、また加西市の保険税率との差はどれくらいになるのか、次のとおり計算しています。
ア 令和8年度加西市の保険税率
| 課税区分 | 所得割(所得に応じた負担) | 均等割(ひとりあたりの負担) | 平等割(1世帯あたりの負担) |
|---|---|---|---|
| 医療分 | 7.00% | 27,000円 | 18,500円 |
| 後期高齢者支援分 | 2.80% | 9,000円 | 8,000円 |
| 子ども・子育て支援金分 | 0.29% | 1,400円 | 900円 |
| 介護納付金分(40〜64歳の方) | 2.70% | 10,000円 | 7,000円 |
イ 令和8年度に県内で統一した場合の保険税率(試算イメージ)
| 課税区分 | 所得割(所得に応じた負担) | 均等割(ひとりあたりの負担) | 平等割(1世帯あたりの負担) |
|---|---|---|---|
| 医療分 | 7.57% | 32,917円 | 21,167円 |
| 後期高齢者支援分 | 3.11% | 13,471円 | 8,663円 |
| 子ども・子育て支援金分 | 0.30% | 1,341円 | 826円 |
| 介護納付金分(40〜64歳の方) | 2.75% | 14,031円 | 6,987円 |
※この試算は、兵庫県の試算データをもとに計算したひとつの目安です。
ウ 加西市の保険税率と統一した場合の保険税率との差(イ-ア)
| 課税区分 | 所得割(所得に応じた負担) | 均等割(ひとりあたりの負担) | 平等割(1世帯あたりの負担) |
|---|---|---|---|
| 医療分 | 0.57% | 5,917円 | 2,667円 |
| 後期高齢者支援分 | 0.31% | 4,471円 | 663円 |
| 子ども・子育て支援金分 | 0.01% | △59円 | △74円 |
| 介護納付金分(40〜64歳の方) | 0.05% | 4,031円 | △13円 |
「 ア 加西市の国保税率 」は、「 イ 県内で統一した場合の保険税率(試算イメージ) 」と比べてかなり低い水準に抑えられているのがわかります。
この税率を維持できているのは、この不足分を加西市国保の「基金(過去からの貯金)」の利用によって穴埋めしているからです。保険税率の統一後は、このような基金の利用による保険税率の引き下げが出来なくなることから、皆様にご負担いただく国保税を引き上げる必要があります。
令和12年度の県内統一に向けた今後の保険税率の引き上げについては、医療費の動向や事業の財政状況等をしっかりと見極めながら、慎重に検討を進めて参ります。
統一による加西市独自減免制度への影響
保険税率の統一に向けて、現在加西市が独自に実施している以下の減免制度についても、県全体の基準に合わせた見直しが必要となる見込みです。今後の方向性など詳細が決定しましたら、お知らせいたします。
加西市で実施している主な独自減免制度
- 18歳未満(18歳に達する日以後の最初の3月31日まで)のお子様に係る国保税均等割額の全額免除
- 天災などの災害により、住居や財産に著しい損害を受けられた方への減免
- 廃業や倒産等により収入が著しく減少した方への減免









