ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

山崎断層 

記事ID:0001614 更新日:2021年6月14日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 <外部リンク>

 

山崎断層とは

山崎断層は、西から那岐山断層帯(岡山県苫田郡鏡野町から勝田郡奈義町間約32キロメートル)、山崎断層帯主部(岡山県勝田郡勝田町から兵庫県三木市間約80キロメートル)、草谷断層(兵庫県三木市から加古川市間約13キロメートル)の大きく三つの起震断層に区分され、山崎断層帯といいます。

さらに山崎断層帯主部は、「山崎断層帯主部北西部」(大原断層、土万断層、安富断層、暮坂峠断層)と、「山崎断層帯主部南東部」(琵琶甲断層、三木断層)の二つに区分されます。また、山崎断層帯主部は、総延長87キロメートルの左横ずれ断層で、確実度1(断層であることが確実なもの)、活動度B(1000年間に0.1m以上1m未満地盤にズレが生じた活断層)の活断層です。

ちなみに加西市は、山崎断層帯主部南東部に位置しています。

過去の地震活動、活動周期について

那岐山断層帯

活動周期/約3万から4万年

山崎断層帯主部北西部(大原断層、土万断層、安富断層、暮坂峠断層)

  • 過去の地震活動/868年に「播磨地震」
  • 活動周期/2千年前後

山崎断層帯南東部(琵琶甲断層、三木断層)

  • 過去の地震活動/播磨地震よりも古い2千年前頃に最新の大地震を起こしたと推測
  • 活動周期/3千年程度

草谷断層

  • 過去の地震活動/5世紀から12世紀まで
  • 活動周期/5千年程度

山崎断層帯地震に備えて

兵庫県による山崎断層帯地震が発生した場合の加西市の被害想定は、最大震度7、建物の全・半壊数約12,500棟、死者約300人、負傷者約1,100人、避難者数約12,000人と予想されています。(いずれも最大時)

耐震補強や家具固定など、減災への取り組みを行うとともに、避難時の家族の集合場所を決めておく、避難場所や避難経路を確認しておく、非常用持出袋や備蓄食糧を準備しておくなど、事前の準備をしておくことが大切です。


オススメ
  • 気球の画像
  • 紫電改の画像<外部リンク>
  • 播磨の国風土記の画像