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鶉野飛行場跡と気球について
鶉野飛行場跡と気球
過去と現在、そして未来へ
加西市には、第二次世界大戦時使用されていた旧姫路海軍航空隊の滑走路(鶉野飛行場跡)が当時の姿をとどめ残っています。海軍最強にして最後の局地戦闘機「紫電改」などの最終組み立て工程並びに完成後のテスト飛行などが行われ、終戦の日までこの地にありました。神風特攻隊「白鷺隊」が編成され、この地から多くの若者たちがさまざまな思いを胸に飛び立って行った場所です。
戦後70年が過ぎ、この地を気球がフライトしています。不思議なことに加西市上空の風は、鶉野飛行場跡に向かって吹いていると気球チームは語ります。ここに飛行場がある理由が、気球がフライトすることで分かったのです。平和の象徴とも言われる気球が、過去と現在をつなぎ、さらに未来へと向かって飛び立とうとしています。
上空から見た鶉野飛行場跡