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五百羅漢

記事ID:0024974 更新日:2022年6月1日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 <外部リンク>

桜と五百羅漢 紅葉ライトアップの五百羅漢

いつ誰が作ったなど詳細が不明とされていましたが、平成27年に市の調査で、江戸時代初期に仏像が作られ、石仏は元々羅漢寺の南にある酒見寺にあり、寺の再興に伴う寺内整備や信仰・供養のために造立されたと考えられています。高室石とよばれる地元の凝灰岩が使われており、4世紀の間訴えるような眸を見せて黙々として何事も語ろうとしませんでした。この石仏の謎は、徐々に解明されつつあるのです。
もともと、石仏を造立することは、亡き先霊を弔う純粋な信仰心の表れであります。
(この石像群は戦国時代には一帯は荒廃し、寺も焼かれ、江戸期に入った17世紀初期に寺の再興が図られました。その時に、釈迦三尊像と羅漢像が造られたと言われています。)
彫技はたとえ稚拙たりとは言え、石仏500を造立するために、その込められた、哀しくも美しく澄んだ信仰心に思いを馳せる時、しんとひきしめられるほどの純粋さに感心せずにはいられません。江戸初期の石仏約500体がほぼ原型を留めており、「誰かに似た像が」と古くから民間の信仰や伝承の対象になっています。ともあれ、色はさび、姿は風化して趣深い石仏を風変りで珍しい石仏群に一度触れてみてください。
県指定文化財指定日 平成30年3月20日

アクセス・問合せ先

住所:加西市北条町北条1293
連絡先:0790-43-0580
拝観時間:午前9時から午後5時
拝観料:200円


紅葉ライトアップ
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