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教育長雑感 「日々是好日」〈15〉

記事ID:0021114 更新日:2021年10月7日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 <外部リンク>

いつかエレベータを! という希望

給食の写真

令和3年10月7日

加西市で毎日、何人分の小・中学生の給食が作られているか、ご存じですか?
なんと3,300食です。
この数に、公立の5こども園の700食あまりを加えると、じつに4,000食の給食が加西市で毎日調理されていることになります。この給食で使う野菜を、可能な限り地元加西市産にしたい。Farm to the Table(ファーム トゥ ザ テーブル 農場から食卓へ)が、加西市の教育行政を預かることになった私の、食育に対する強い思いです。

日本で初めて学校給食が実施されたのは明治22年。山形県鶴岡町の私立忠愛小学校で、貧困家庭の児童を対象に無料で学校給食が提供され、これが日本の学校給食の起源とされています。それから130年。平成30年、全国の国公私立学校約3万校の給食実施率は小学校98.5%、中学校89.9%となっており、ほぼ全国の学校で給食が実施されています。保護者のご負担は公立の小学校で月額平均4,343円、中学校では4,941円です。(初等中等教育局健康教育・食育課)

加西市には現在、北部と南部2つの学校給食センターがありますが、南部給食センターは老朽化したために、新南部給食センターに生まれ変わって、今年の1月から稼働を開始。1階の調理エリアにはスチームコンベクションオーブンはじめ最新の調理機器を導入し、今までは作れなかった献立も調理ができるようになりました。工事に要した事業費は、約8億9,000万円です。

この竣工を前に、私は教育長に就任しましたが、当然、建物はすでにほとんど完成していました。残念だなあと思うのは、新南部給食センターは加西市で建設された最新の公の建物なのに、バリアフリーになっていないことです。2階に会議室があるのに、エレベータがない。。。もちろん、給食を安心安全に調理して16の小・中・特別支援学校の児童生徒に届けるのに、エレベータがないことは何ら支障にはなりません。建築工事費には自ずと上限があるのだから、不要と思われる機能は省いて、スリム化するのも当然だと思います。でも、おおもとの設計図には描かれていたエレベータは、最後まで残して実現してほしかった。。。

誰ひとり取り残さないSDGsの精神を言うまでもなく、足腰の不自由な人も、一緒に働ける、一緒に会議ができる建物にしたい。そういうことが「無駄な出費だ」と切り捨てられない街になって欲しい。いつか南部給食センターにエレベータを! という希望を、私は捨てていません。

加西市教育長 民輪 めぐみ

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