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第3回シニアカレッジ北部かしの木学園を開催いたしました
演題は「最新!加西のシニア事情 ~知っ得ポイント~」
講師は、社会福祉法人 ゆたか会 北播磨圏域コーディネーター 濱垣 隆之 氏です
今回は、当初に計画していた講座が、緊急事態宣言の影響で開催できなくなり、
本来は12月に予定していた濱垣氏にお願いしてご講演いただきました。
急な変更によりかしの木学園生の皆さんにご連絡できなかったことを再度お詫び申し上げます。
真夏の午後の開講にも関わらず、多くの受講生が来てくださり職員一同、嬉しい限りでした。
講演では、最新のさまざまな制度、そして生活困窮・引きこもりの実情や
最近の相談傾向を具体的な実例をあげながらわかりやすく説明していただきました。
参加され皆さんも、現在は直接関係なくても、これから先の自分や家族にとって
大切なお話を聴けたと満足されておられました。
今、日本で開催中のオリンピック・パラリンピック。それぞれに共通する目的は、
平和な社会の推進です。スポーツを通して、文化・国籍などさまざまな違いを乗り越え、
平和でよりよい世界の実現に繋がる東京大会であってほしいと本日のお話をお聴きして
改めて考えさせられました。
質疑応答の際には受講生からの質問と意見があり、その熱心さに濱垣氏も感嘆しておられました。
貴重なお話をしていただいた濱垣氏、並びに講座の変更にも関わらず
多くのご参加をいただいた皆さまに心より感謝申し上げます。
以下 かしの木学園生の感想
・障害者手帳について知らなかったことが理解できました。
・誠実なお人柄がよく伝わってくるお話で、取り組まれておられる姿勢が強く感じられました。
今の自分には当てはまらないと思っていますが、今後にとても必要なお話でした。
・今の自分に当てはまらないと思っていましたが、話を聴いていくうちにそうではないと
思えてきました。今日の話を参考に一緒に暮らしている子どもたちや孫たちと関わって
いき、隣近所の人たちとも進んで交流していきたいと思いました。
・引きこもりの人に対して「昔あった力を取り戻す」という言葉が印象に残りました。
・引きこもりは難しい問題ですが、相手あってこその生命、今、日本人が忘れかけてきている
「心」だと思います。これを取り戻すには、「おたがいさま」「おかげさま」ですね。