計画策定の趣旨
地球温暖化は、世界共通の深刻な課題です。2020年のパリ協定の本格運用に伴い、国内外で脱炭素化の動きが加速し、国は「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする。」と宣言(カーボンニュートラル宣言)しました。このような社会情勢の中、本市においても、国の長期目標である2050年カーボンニュートラルを見据え、2021(令和3)年2月26日「ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました。地球温暖化を解決するには国としての取組だけでなく、私たち一人一人の暮らしの中での取組が求められています。本市は、この計画の中に、市民・事業者・行政が一体となって取り組むことのできる取組を積極的に盛り込むことで、2050年までに「エネルギーの地産地消が実現された脱炭素のまち 加西」の実現を目指します。
計画の期間・位置づけ
- 計画期間は、2021(令和3)年度から2030(令和12)年度までとします。
- 本計画は、国の目標を踏まえ、中期目標を2030年度、長期目標を2050年に設定します。
- 「地球温暖化対策の推進に関する法律」第19条に基づく「地方公共団体実行計画(区域施策編)」、及び「気候変動適応法」第12条に基づく「地域気候変動適応計画」に相当する計画として、本市から排出される温室効果ガスを削減し、気候変動への適応を推進します。
- 本市は2018年12月に「世界首長誓約/日本」に署名したことから、その誓約事項の具体的達成方策などに関する「気候エネルギー行動計画」として本計画を位置づけます。
温室効果ガスの削減目標
2030(令和12)年度までに、2013(平成25)年度比で市内の温室効果ガス排出量を40%削減する。
※長期目標(本計画期間外)として、2050(令和32)年までに温室効果ガス排出量の実質ゼロを目指します。
計画書のダウンロード
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