基調講演

市民協働のまちづくりをどう進めるか 〜地域の課題を行動につなげる〜

「住民自治」時代のまちづくり

  1. “行政おまかせ”意識からの脱却
    ・戦後半世紀余、行政の肥大化と地域と住民の自律性をなくす
    ・地域における住民の共同体、結束力の喪失(高齢者残酷エレジー?)
  2. 住民主体・行政支援のまちづくり
    ・行政主体の方が、職員はやり易い。住民は行政に任せておいた方が楽ちん。
    ・その結果、何がもたらされたか?
  3. 「住民主体のまちづくり」とは何か?
    ・参加から参画へ
    ・計画段階から住民が自分たちの望むまちづくりに取り組む
    ・自立的コミュニティと地域自治組織の形成
    ・行政との緊密な連携と協働(地域の事情にうとい職員やつながりを持たない職員は不用)
  4. 「参画」と「協働」とは何か
    @参画は、自治体の「主権者市民」が市政(行政と議会)をコントロールすること
     ・市長と議員を選挙で選ぶ
     ・選んだ市長や議員、議会が不適当だったら、いつでもリコール(解職、解散)請求
     ・監査請求、条例制定・改廃請求、住民投票等による直接民主主義制度
     ・日常的に政策策定過程に参画する仕組み(委員会、協議会等への参加など意見反映制度)

    A協働は、「対等」の関係で一緒に公共的な事業に取り組むこと
     ・市民と行政の協働
     ・市民(団体)と市民(団体)との協働
     ・市民と事業者、行政と事業者との協働

    B住民主体のまちづくりとは、主権者市民として市政に参画しながら、地域を中心としたまちづくりに市民と市民が協働し、行政と協働して「新しい公共」に取り組むこと

地域の課題を解決するまちづくり

  1. コミュニティーづくりと「親睦」
    ・住民同士が仲良くなる、知り合いになる−ことは目的か、手段か?
    ・住民全員が仲良くならなければいけない−という価値観の共有は可能か?
    ・一人ひとりの多様性、価値観の違い、利害損得、好き嫌いを認めあう社会
  2. ばらばらでも、一緒にならねばならない理由や目的が存在するかどうか
    ・個人では実現できない価値を手に入れるために協力し合う−という合理主義的な考え方
    ・個人では手に入れることのできない大きな価値を明確にし、創造するために協力しあう
    ・一つの明確な目的があれば、参加者の意思に基づいた合意形成が進みやすくなる
  3. コミュニティーを手段として割り切るプロセス
    ・「すべては自分のため」という個人主義から出発し、自分のために協力し合う
    ・共通するかけがえのない価値を手にすることによって、同じ価値を共有する心地良さを実感する
     →住民の連帯感を生み出す
    ・コミュニティー持続の原動力(自発的、自立的に生まれる)
  4. 地域の課題を見つけ、共有し、住民と住民、住民と行政(職員)が協働して取り組む

 

問合先 ふるさと創造部 ふるさと創造課 ふるさと創造係
TEL:0790-42-8706 FAX:0790-43-1800 mail:furuso@city.kasai.lg.jp

Page Top