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永平寺元貫首の宮崎奕保さんを名誉市民に

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名誉市民の称号を手に記念撮影する宮崎さんのご親族と中川市長

平成21年5月8日。加西市下芥田町出身の故宮崎奕保さんのご親族に、中川市長が名誉市民の称号をお贈りしました。
宮崎さんは、曹洞宗大本山永平寺貫首、曹洞宗管長を務め、曹洞宗のみならず、日本の仏教界、宗教界の指導者としても多大な業績を残されたほか、人権・文化の面でも尽力されました。

宮崎奕保さんの功績

史上最高齢の住職として100歳を過ぎてもなお、若い僧と一緒に毎朝座禅修行をするなど、その姿は見る者に峻烈な印象を与え、一宗派の貫首にとどまることなく、世界的宗教家として生涯現役で活躍されました。
日本の宗教指導者としては最長老格でありながら、常に謙虚でにこやかな姿勢を崩さず、後進の僧たちに良き手本を示し続け、曹洞宗のみならず、日本の仏教界、宗教界の指導者としても多大の貢献をされ、また世界宗教家連盟の副会長をされるなど、世界的にも活躍されました。
その活動の場は宗教界にととまらず、「部落解放基本法」制定要求国民運動中央実行委員会(2002年に部落解放・人権政策確立要求中央実行委員会に改称)の会長やNGO日本国際福祉協会の名誉顧問も長年務められ、人権問題や海外の恵まれない地域への物心両面にわたる援助にも積極的に取り組まれました。
師は、「学ぶということばは、真似るから来ている。一日真似をしたら、一日の真似で終わる。二日真似をしたら、二日の真似で終わってしまう。それを一生続けてはじめて真似が本物になる」と、自分が今日あるのは、朝起きてから寝るまで、道元禅師の教えを真似し続けただけであると、謙虚に語られていました。
また、最近の世間の情勢、特に大衆に模範を示さなければならない地位にあるものが、規範を犯したりすることに対し強い憂いを示し、道元禅師の教えを引用して、「座禅をすれば善き人となる、名誉とか、地位とか、見栄とか、わがままなど、欲を克服するすべを覚えるのが座禅である」、「教えというものは実行するためにある。そのために高祖様(道元禅師)は黙って実行するところの坐禅をお勧めになった。黙って実行するということがいかに大切か」とも教えられました。

略歴

1901年 (現)加西市下芥田町にて生誕
1915年 加古川市福田寺にて得度
1929年 福田寺住職に就任
1985年 永平寺副貫首
1993年 永平寺第78世貫首就任
2008年 逝去(享年106歳)

 

問合先 ふるさと創造部 秘書課
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