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トピックス

平成25年02月14日  谷川秋夫さんからのお手紙

 

長島愛生園に入所中のハンセン病回復者の谷川秋夫さんから、お手紙とともに詩が届きました。

谷川さんとは、全盲のため書くことができないことから、肉声をカセットテープに吹き込んだ「声の便り」でのやりとりをしているほか、谷川さんがラジオをお聞きになり良いと思われた番組等を、私に、市長として、人間として、日々研鑽してほしいということで送ってきていただいています。そして、ときには、代筆をお願いされて手紙やはがきも届きます。今回は詩を同封していただきました。非常に純粋で率直な思いが伝わってくる素晴らしい作品、感動しました。少し長くなりますが、ぜひ市民の皆様にもご紹介させていただきたいと思います。

芝桜の香りに浸りたい
播磨太郎(谷川秋夫)
 
故郷の丸山総合公園は 染井吉野をはじめ
いろんな桜が千本余り植わっている
その西の入口を入ると直ぐに
私の歌碑が建っている
歌碑は 御影石で
歌会始に選ばれた
“なえし手に手を添へもらひわが鳴らす
鐘はあしたの空にひびかふ“の
字が彫られており
幅は九〇センチ
高さは台石を併わせ 約一・七メートル
歌碑の前に 私の大好きな梅擬が一本あり
晩秋になると真っ赤な実を沢山つける
 
昨年は 夏の猛暑の所為か 赤い実が少なく
枯れるのではないかと案じられた
 
十一月下旬
西村市長さんは その傍らに梅擬の木を三本
同時に 東幼稚園の園児三十名がその周りに
芝桜の苗を三十本植えて下さった
園児たちは 自分で植えた苗の前に
自分の名を書いた立て札を立てた
 
春が来ると
桜は爛漫と咲き 淡いピンクの雲となり
公園を覆い 香りは遠くまで流れて行く
芝桜は 淡い紅 濃い紅 淡い青紫 白など
色とりどりの花の絨毯となり
香りを放つだろう

私としては、この思いを受けて、谷川さんの体力が許せば、今年も帰省がかなうように県はじめ関係機関に働きかけを行いたいと思います。

※WEB市長室のトピックスでも、昨年10月24日に平成18年以来となる県の帰省事業により、ふるさと加西に帰省された際にお会いしたことや、そのときご寄附いただいたお金で、丸山公園の歌碑周辺を整備したこと(11月21日)を紹介しております。

 

問合先 ふるさと創造部 秘書課
TEL:0790-42-8701 FAX:0790-43-0291 mail:hisho@city.kasai.lg.jp

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