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メッセージ

就任1年に思う

市長就任から、1年が経過しました。
市民の皆様から受けました市政に対する期待に応え、初心を忘れず、行政執行機関の責任者として、市民感覚に基づく意見を市政に反映していきたいと考えております。
その一環として、市民の皆様と市長との意見交換の場として、6月24日から7月11日にかけて、市内11小学校区でタウンミーティングを開催しています。

昨年の6月議会で「今、加西市に求められるリーダーとしての市長」と言う意味で次のようにお答えしました。
『まず、職員はもとより、市民からもあらゆる関係者からも信頼されていること
そして、事に当たってメンバーとの十分な協議を行うこと
そして、置かれた状況の中で正しい判断に基づき決断ができること
最後に、市政にかかわる過去、現在、未来に責任をもつこと』
改めて自戒を込めてこのことを常に心の芯にしっかり据えていきたいと思っています。

私が市民の皆様から求められた中で最も大切なものは市の組織力を高めることです。まず区長会をはじめあらゆる市民の組織、団体との信頼関係を取り戻すことでした。次に近隣市町、県、国との関係改善です。その方向に順調に進んでいます。市役所の組織も一体感を持ちつつあります。
次に、目標に向かって市民の心を一つにするために最も大切なことは政治への信頼回復です。そのためにマニフェストは市の総合計画に反映し着実に進めています。自己評価でありますが、マニフェストの内、政策を具体的に明示した81項目に対して、達成したもの23項目(28%)、市で具体的な方向性が定まり実現に向けて動き出したもの37項目(46%)。合計74%です。
引き続き「結果」にこだわって市政の執行にあたっていきます。議論が不足していることは事実であります。しかし、議論のための議論に終始するつもりはありません。どう行動するかが決定できる議論を心掛けていきます。

「決められない政治」への不満があります。一方「決定できる民主主義」を掲げ脚光を浴びている市政はスピード感にあふれています。本来市政は「決める政治」が可能です。2元代表制という枠組みの中ではありますが、市民は直接市長を選びます。ひとえに選ばれた市長が「民意」を汲みとってどう実現するかにかかっています。民意は、自己都合の解釈ではなく、虚心坦懐に受け止めなければなりません。
「決められる政治」は「決めたことを実行する政治」の積み重ねと選挙という評価のサイクルでしか実現できません。

「5万人都市の再生」は、今や市民の大多数の共通の目標になりました。もはや私の選挙のスローガンではありません。今考えるべきは、それをどう実現するかだけです。私の関心はたった今何をするかにしかありません。私心や邪心を捨てて素直に目標に向かって進みます。「汝よ、汝の道を行け。そして人々の語るに任せよ。」(ダンテ「神曲」中の言葉です。)
そして今この時点の私の課題は「5万人都市の再生」を実現する市民の運動を作り、広げ、つなげることです。7月1日に特別参与を任命します。「5万人都市の再生」という共通の目標を持って最も信頼できる方です。市民の運動を起こし、展開するなど活躍を期待しています。
心ある市民の中では、すでに様々な活動が展開されています。北条鉄道は、トイレの改修やまちづくりイベントを通じて市民の中で存在感を強めています。魅力ある北条高校を再生する取り組みも始まっています。加西市のアイデンティティーを高めるため播磨の国風土記1300年に向けた勉強会も盛り上がってきました。
一方、地域医療を守る市民の運動、特産品開発など大事な課題でありながら進まないものもあります。それら魅力あるまちづくりは市民自身が主体的に作り上げるものです。そういう思いと活動のある市は生き生きと市民の気持ちが躍動する魅力的な市であるはずです。

この一年で素地はできました。今後は、誰もが暮らしやすい魅力あるまちづくりに向けて、市民の皆様の声を真摯に受け止め、地方自治の2元代表制の議会と執行機関が、適切な緊張感のもと、政策本位の対話と協調を重んじ、スピード感のある行政運営を進めてまいります。

平成24年6月25日

問合先 ふるさと創造部 秘書課
TEL:0790-42-8701 FAX:0790-43-0291 mail:hisho@city.kasai.lg.jp

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