第13回「愛の詩」

優秀賞

題名/ふたりへ
氏名/今井千恵


結婚して二年。私も、赤ちゃんを授かることができました。

妊娠三か月、不安定なあなたの命が消えてしまわないように、神様に祈りました。
妊娠四か月、あなたを思えば、つわりも辛く感じなかったよ。
妊娠五か月、雨の中、戌の日のお参り、パパもママも緊張しました。
妊娠六か月、少し大きくなったおなかに、たくさん語りかけました。
妊娠七か月、あなたが女の子だとわかって、パパは大喜びしました。
妊娠八か月、あなたのことを考え、健康にいいものを食べました。
妊娠九か月の現在、今か今かと、もう少しで生まれてくるあなたを、想っています。

だけど、この間、ママの心は、あなたを大事に思う気持ちだけではなかった。
ママは、あなたのおばあちゃんになる、ママのお母さんへも感謝の気持ちでいっぱいでした。
私も、あなたのように、こんなにも大切に想われて、生まれてきたのだろうかと。
こんなにも深い愛情だったのかと。

ママは、思春期のとき、「お母さんに産んでなんて頼んでない!ほかの家の子になりたい。」なんて、ひどい言葉を言いました。

ごめんなさい。今は、心から後悔しています。

これは、あなたへの手紙と同時に、ママのお母さんに宛てた手紙でもあるのです。

あなたを心から愛し、ママのお母さんに深く感謝し、これから生きていこうと思います。
あなたが生まれたら、あなたとママとおばあちゃんと、いっぱい話して、いっぱい笑おうね。

 

問合先 ふるさと創造部 人権推進課
TEL:0790-42-8727 FAX:0790-43-1380 mail:jinken@city.kasai.lg.jp

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