第9回「愛の詩」

佳作

題名/おばあちゃん
氏名/山本 瀬里菜(兵庫県)


2年前、おばあちゃんの病名を聞かされた時、私はがくぜんとしました。

「白血病」、耳にした事はあったけど、まさか自分の身内がそんな病気になってしまうとは夢にも思いませんでした。

おばあちゃんは病名を知らされていなかったので、聞かされてから初めておばあちゃんの病室に行った時には、「まあ、悪い所はてってい的に治して元気になろうな。」と、なんとか言葉をかけたけど、病室を出て病院のげんかんを出たとたん、涙が止まらなくなりました。

私は車の中で、お母さんに、「なんで、おばあちゃんがこんな目に合わんとあかんの。」と何度も言って泣き続けました。

ぬぐっても、ぬぐっても、涙が止まりませんでした。

神様にも、いっぱいいっぱい祈りました。

「おばあちゃんの命を救ってください」と…。

それから、入退院をくり返し、おばあちゃんは、完全に退院する事が出来ました。

お医者さんによると、奇跡に近い程の回復力だったそうです。

ある日、私は、家の近くのお店から、おばあちゃんが、バイクに乗って出ていく所をぐう然見かけました。

「おばあちゃんも、一人で買い物に出れる程、元気になったんだ。」と思うと、思わず涙がでてきました。

こんな日が再びやって来るとは…。

私は神様にお礼がしたいです。

きっと家族みんなが、同じ気持ちで、おばあちゃんの回復を願ったから、助けられたんだと思います。

おばあちゃん、いつまでも、いつまでも、元気でいてね。

 

問合先 ふるさと創造部 人権推進課
TEL:0790-42-8727 FAX:0790-43-1380 mail:jinken@city.kasai.lg.jp

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