第9回「愛の詩」

佳作

題名/ありがとう
氏名/小山 肇美(兵庫県)


自閉症の息子は、言葉を言葉として使えない。周りはみんな言葉でコミュニケーションをとっていて、自分だけがその外側にいるってどんなだろう。親の私にも計り知れない。

障害のある子と歩んでいると、辛い目にも遭う。けれども、彼と一緒だったからこそ、人の本当の優しさに敏感でいられたと思う。

言葉で表現できない息子に接する時、みんなは神経を集中させて表情を読み取り、気持ちを汲み取ってくれる。相手を思いやるとは、このことだ。思いやりとは、愛情から生まれる行動なのだろう。

誰かの優しさに触れるたび、私は「ありがとう」と言い続けてきた。これからも、ハンディを補ってくれる人たちに「すみません」でなく、「ありがとう」の心を伝え続けてゆきたい。
今まで出会った人たち「ありがとう」これから出会う人たちにも「ありがとう」

 

問合先 ふるさと創造部 人権推進課
TEL:0790-42-8727 FAX:0790-43-1380 mail:jinken@city.kasai.lg.jp

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