第8回「愛の詩」

佳作

題名/飛べ!息子よ
氏名/島 美子(千葉県)


ふだんは神様なんか信じない父さんが、君の生まれるとき、「丈夫な子でありますように」と、必死に神様にお祈りしたそうよ。少しは父さんの気持ち判ってあげてね。

今の君は、鴨居に頭をぶつけるほど大きくなったけど、君の生まれたときは、身長五一センチ、体重二八〇〇グラム、座布団に寝かせてもあまるほど、そうそう、猫のタローより小さかったのよ、分かるかな?
つっぱって、一人で大きくなったように、ふるまい、親の言うことなんか、いちいち聞いていられるかという態度。

今に分かるよ。
父さんの言ったこと、父さんの気持ち。

それでもやっていけるなら、一人で家を出て、自立しなさい。自分の夢でも、自分探しでもなんでもやってごらん。君の人生なんだから・・・・。だけどお願いがある聞いてほしい。

人には絶対迷惑をかけないこと。

体には充分気をつけること。

どうしてもダメなとき、やけにならないこと。

父さんと母さんはいつでも待っているから。君の良さもよく分かっている。
前へ向って飛べ! 息子よ。

 

問合先 ふるさと創造部 人権推進課
TEL:0790-42-8727 FAX:0790-43-1380 mail:jinken@city.kasai.lg.jp

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