第2回「愛の詩」

佳作

題名/おかあさん
氏名/馬場 まゆみ(兵庫県)


私がこの家に、お嫁に来て十年がたちました。
十年前は、おばあちゃんがおられました。おかあさんは、何年も前から半分ねたき
り状態の世話を一人でしておられましたね。
「いつか私もとしをとるんやから……。」
「したことは、自分にかえってくるから……。」と言い、おばあちゃんを背負ってお風呂
につれていき、体をあらっておられましたね。

私に子どもができ、育児休暇が終わり、仕事にもどった日。
帰ってきた私に、
「あんたは、仕事で子どもとおられへんのやから、今日はゆっくり子どもとおったり
……。」
と言って、夕ごはんのしたくをしてくださいましたね。うれしくて涙が出そうになったのを
今も覚えています。
今年、とうがらしのたき方を教えてくださいました。
「あんたは、せっかちやから……。」 と笑いながら、じっくり時間をかけてつくること
を教えてくださいました。

私も、おかあさんのような人になれるでしょうか。
電話に出た声がそっくりだと人から言われるけれど、まだまだおかあさんのような大
きな人にはほど遠いです。

これからも、お母さんといろいろなことをしていきましょう。
いつかおかあさんのような人になれるように、願いながら……。
これからも、よろしくお願いします。

 

問合先 ふるさと創造部 人権推進課
TEL:0790-42-8727 FAX:0790-43-1380 mail:jinken@city.kasai.lg.jp

Page Top