第1回「愛の詩」

佳作

題名/「お父さんは お前を見ているよ」
氏名/小松 達雄


お父さんは いつも見ているよ。
昔、お父さんのお父さんも
ほんの短い間だったかもしれないけど
同じように見守ってくれてたはずだ。
だからって訳じゃないけど、
父さんはお前を見ているよ。

もし、とっても嬉しい事があって、
誰かに聴いてもらいたい時は
父さんに話してごらん。
お前と一緒に自分の事のように
手を叩いて喜んでくれるはずだ。

もし、とっても厄介なことがあって、
どうして良いか分からない時は
父さんに相談してごらん。
お前より少し長く生きて来られたから
心配するな。何とかなると励ますはずだ。

もし、とっても辛く悲しくって
声を出して泣きたい時は
父さんの背中を見てごらん。
人間はみんな独りなんだけど
決して独りじゃない事が分かるはずだ。

もし、とっても口惜しくて
怒りに震える思いがする時は
父さんにぶつけてごらん。
お前の怒りを鎮めるように
黙って背中をさすってくれるはずだ。

怒りを他人にぶつければ、倍に力を増して
必ずお前を傷つける鋭い刃物となって返ってくる事を
父さんは知っているから、黙って包み込んで和らげてくれるはずだ。

世の中は不条理で、理不尽がまかり通る事を
辛い事や苦しい事がお前を磨いてくれる砥石の粒になる事を
父さんは知っているから、毒を薬に変える術を教えてくれるはずだ。

そう、いつだって父さんはお前の傍にいるんだよ。

 

問合先 ふるさと創造部 人権推進課
TEL:0790-42-8727 FAX:0790-43-1380 mail:jinken@city.kasai.lg.jp

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